713: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/22(月) 13:52:47.25 ID:NdawjWEZ0
暦「は、ははは。 今度から、行き先はちゃんと伝える様にしておくよ」
火憐「だな。 つうかその内、月火ちゃんに刺されそうだよなぁ。 兄ちゃん」
暦「こええって。 火憐ちゃん、その時は助けてくれよ」
714: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/22(月) 13:53:30.52 ID:NdawjWEZ0
暦「予想以上に面白かったな。 他にはなんか、無いの?」
火憐「うーん。 無くも無いけど、そんな面白い話じゃねえよ?」
暦「へえ。 例えば、どんな話だよ」
715: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/22(月) 13:53:58.55 ID:NdawjWEZ0
何やってるんだよ、この姉妹は。
くそ、なんか負けた気分になるし、今度ベッドに潜り込んでやろうかな。
火憐「まあ、あたしのベッドに入り込んできたら、フルボッコだけどな」
716: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/22(月) 13:54:26.37 ID:NdawjWEZ0
暦「僕が居ないと好き勝手だな、お前ら……」
火憐「んー? そうかな?」
暦「話を聞く限りじゃ、そうとしか思えねえよ」
717: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/22(月) 13:55:04.54 ID:NdawjWEZ0
暦「月火ちゃんがねぇ……僕はそうは思わないけどな。 まあ、でも。 火憐ちゃんが言うなら、そうなんだろうけどさ」
火憐「へえ? あたしの言う事を真に受けるって、珍しいな」
暦「たまにはって奴だよ。 少なくとも」
718: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/22(月) 13:55:37.07 ID:NdawjWEZ0
暦「僕にも色々と考えさせられる事があるんだよ」
火憐「ふうん?」
暦「僕がさ、火憐ちゃんや月火ちゃんの事を知っている以上に」
719: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/22(月) 14:09:05.13 ID:NdawjWEZ0
火憐「だってさ、兄ちゃん。 あたしだって、兄ちゃんの事をそんな知ってるって程でもねえよ」
火憐「勿論、月火ちゃんだってそうだろうしさ」
火憐「つうか、人の事が完璧に分かる人間なんて、居ないんじゃねえの?」
720: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/22(月) 14:11:03.11 ID:NdawjWEZ0
暦「知っている振り?」
火憐「そう。 振りだ」
火憐「んでさ、大体その知っている振りってのは、知っているに変わるんだぜ」
721: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/22(月) 14:14:03.57 ID:NdawjWEZ0
暦「自然と、ねえ」
火憐「兄ちゃんだってそうだろ? あたしに色々言う時だって、月火ちゃんとやり取りする時だってさ」
そうなのだろうか。 僕は、火憐や月火の事を知っている振りをしていて、その振りは大体が知っているに、変わっているのだろうか。
722: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/22(月) 14:15:57.13 ID:NdawjWEZ0
火憐「ふうん。 ま、別に良いけどさ」
火憐「兄ちゃんは兄ちゃんだろ。 別に兄ちゃんがあたしと月火ちゃんの事を分かっていないからって、それが何か問題でもあるのか?」
火憐「あたしはそんなの気にしないし、月火ちゃんだってそうだよ」
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