819: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:41:05.46 ID:0GT2MdEX0
まいいや、で流すなよ。 火憐は大抵の事を「別に良いけど」とか「まあ、いいや」で流すのは分かってるけど、今のは流しちゃ駄目だろ!
暦「いや、僕があのお茶を飲まなかったから、二人ともぐれちゃったのかなぁって」
「ああん? あたしらがいつ、ぐれたんだよ。 それに、お茶を飲まなかったのは確かに月火ちゃんは悔しがっていたけど、別に怒ってはいねえよ?」
820: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:42:02.06 ID:0GT2MdEX0
暦「じゃあ、何で二人とも怒ってるの? 僕、なんかしたっけ」
「自分の胸に聞きやがれ!」
と怒鳴られて、電話を切られた。
821: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:42:52.20 ID:0GT2MdEX0
くっそー。
やっぱりまだ、家に帰る訳には行かないよな……
他に何か、僕がした事……あったかなぁ。
822: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:43:19.34 ID:0GT2MdEX0
母親の方が、デザートだとか言ってプリンを買ってきたんだっけかな。
今更だけど、ケーキといいプリンといい、僕達兄妹はぶくぶくと太りそうである。
ああ、火憐はそうでもないか。 よく動いてるし。
823: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:51:22.40 ID:0GT2MdEX0
以下、回想。
夜ご飯を食べ終わり、現在は月火、火憐、僕と三人でソファーに並んで座り、テレビを見ている所だ。
月火「そうだ、お兄ちゃん。 トランプやらない?」
824: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:51:54.00 ID:0GT2MdEX0
火憐「んじゃあさ、プロレスごっこしようぜ」
暦「お前はやんちゃな中学生男子かよ! それにお前の場合、ごっこにならねえから!」
火憐「そりゃそうだろ、何て言っても、あたしは正義の味方だからな」
825: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:52:28.24 ID:0GT2MdEX0
暦「とにかく、僕はゆっくりとテレビを眺めていたいんだ。 騒ぐなら部屋へ行けよ」
月火「はいはい、分かったよ……分かりましたお兄ちゃん。 火憐ちゃん、行こ?」
火憐「仕方ねえなぁ。 行くか、月火ちゃん」
826: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:53:17.99 ID:0GT2MdEX0
やけに素直だったな、あいつら。
素直、だったなぁ。
待てよ、あいつらが素直になる訳がねえ。
827: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:53:59.41 ID:0GT2MdEX0
暦「何やってんだこらああああああああああ!!」
その時僕は、今まで出したことの無いタイムで部屋まで辿り着いたと思う。
くそ、ご飯直後だって言うのに走らせやがって。
828: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:54:26.51 ID:0GT2MdEX0
月火「お兄ちゃん、まだ私が「ゴミ」ってあだ名を付けた事、恨んでるの? てかさ」
月火「人聞きの悪い事言わないでよ。 ただの女子中学生の会話じゃん」
暦「明らかに僕を呼ぶ為だったろうが! いや、そもそもそれ以前の問題だ」
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