827: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:53:59.41 ID:0GT2MdEX0
暦「何やってんだこらああああああああああ!!」
その時僕は、今まで出したことの無いタイムで部屋まで辿り着いたと思う。
くそ、ご飯直後だって言うのに走らせやがって。
828: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:54:26.51 ID:0GT2MdEX0
月火「お兄ちゃん、まだ私が「ゴミ」ってあだ名を付けた事、恨んでるの? てかさ」
月火「人聞きの悪い事言わないでよ。 ただの女子中学生の会話じゃん」
暦「明らかに僕を呼ぶ為だったろうが! いや、そもそもそれ以前の問題だ」
829: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:55:14.81 ID:0GT2MdEX0
月火「違うよ、お兄ちゃん」
暦「あん? 何が違うんだよ」
月火「私達が部屋に入ってるんじゃなくて、部屋が私達を入れてきているんだよ」
830: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:56:26.03 ID:0GT2MdEX0
時間経過。
暦「んで、火憐ちゃんに月火ちゃん。 暇なのか?」
月火「平和だからねぇ。 暇」
831: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:57:50.66 ID:0GT2MdEX0
既に自分の部屋に居るかの如く、ベッドに寝転び、リラックスし切っている火憐と月火に向けて言う。
火憐「お? 珍しいな。 兄ちゃんから頼み事なんて」
月火「へえ、お兄ちゃんが私達に? ついにファイヤーシスターズの偉大さが分かったのかな?」
832: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:00:43.41 ID:0GT2MdEX0
火憐「おっけーおっけー。 任せておけ、兄ちゃん」
大して悩む素振りも見せず、火憐は言った。
さすがは絶対服従と自分で言うだけはある。 良い返事だな。
833: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:01:09.67 ID:0GT2MdEX0
暦「じゃあ、なんか好きなお菓子とか一つずつ買ってきていいぞ。 あくまでも常識の範囲内の金額の物にしろよ。 分かってるとは思うけど」
火憐「おう! んじゃあ月火ちゃん、行こうぜ」
月火「うまく使われてる気がするけど、まいいか」
834: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:02:40.68 ID:0GT2MdEX0
つっても、一人でする事もねえよなぁ。
……あ、そういやプリンが冷蔵庫にあるとか言ってたっけか?
暇だし食べておこう。 そうしよう。
835: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:03:16.75 ID:0GT2MdEX0
暦「なんだ。 あいつらもまだ食べてなかったのか」
その時は特に何も思わず、僕は自分の分のプリンを取り出し、ソファーに座りながらそれを食べたのだが。
ふむふむ。
836: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:03:59.82 ID:0GT2MdEX0
そして、一つの考えが閃く。
なんだか、これをあいつらにあげるのは勿体ねえな。
なんて。
883Res/371.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。