832: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:00:43.41 ID:0GT2MdEX0
火憐「おっけーおっけー。 任せておけ、兄ちゃん」
大して悩む素振りも見せず、火憐は言った。
さすがは絶対服従と自分で言うだけはある。 良い返事だな。
833: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:01:09.67 ID:0GT2MdEX0
暦「じゃあ、なんか好きなお菓子とか一つずつ買ってきていいぞ。 あくまでも常識の範囲内の金額の物にしろよ。 分かってるとは思うけど」
火憐「おう! んじゃあ月火ちゃん、行こうぜ」
月火「うまく使われてる気がするけど、まいいか」
834: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:02:40.68 ID:0GT2MdEX0
つっても、一人でする事もねえよなぁ。
……あ、そういやプリンが冷蔵庫にあるとか言ってたっけか?
暇だし食べておこう。 そうしよう。
835: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:03:16.75 ID:0GT2MdEX0
暦「なんだ。 あいつらもまだ食べてなかったのか」
その時は特に何も思わず、僕は自分の分のプリンを取り出し、ソファーに座りながらそれを食べたのだが。
ふむふむ。
836: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:03:59.82 ID:0GT2MdEX0
そして、一つの考えが閃く。
なんだか、これをあいつらにあげるのは勿体ねえな。
なんて。
837: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:05:35.92 ID:0GT2MdEX0
ふむふむ。
二個目でも全然いけるな。 うまいうまい。
あー。
838: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:06:07.31 ID:0GT2MdEX0
時間経過。
結論。
僕は火憐と月火の分のプリンも美味しく平らげ、ばれない様に今は証拠隠滅中である。
839: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:06:34.72 ID:0GT2MdEX0
火憐「いよっしゃあ! 最高記録!」
月火「すごいよ火憐ちゃん、やっぱ火憐ちゃんの背中は、どんな乗り物より早いね!」
なんて。
840: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:07:03.06 ID:0GT2MdEX0
回想終了。
間違いない。
これだ。
841: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:07:28.36 ID:0GT2MdEX0
仕方ない。 帰りになんか、美味い物でも買って行こう。
さすがに僕も、今のままの状態が続いたら泣いてしまいそうだ。
あいつらの前では、滅多な事が無い限り泣かないけどな。
842: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:07:56.22 ID:0GT2MdEX0
偶然。
必然。
いや、どちらでもないか。
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