過去ログ - モバP「小関麗奈のせかいせいふく」
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100: ◆oqwiViwowY[saga]
2013/04/12(金) 13:17:33.57 ID:Y/hiv0Xm0
1つだけ?
確かに入退室の速度は早い。
けれど…質問が、たった1つ?
101: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/12(金) 13:18:54.99 ID:Y/hiv0Xm0
『………』
『……ふ』
102: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/12(金) 13:19:33.64 ID:Y/hiv0Xm0
「ただいま」
オーディション、どうだった?
いつものように、けれど、少しだけ心配そうに尋ねられる。
103: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/12(金) 13:20:15.67 ID:Y/hiv0Xm0
その日からは…思い出が、巡り巡った。
はじめて、普通でいるのが嫌だと思った、あの日。
現実を見て、自分も普通だと気付いた。
104: ◆oqwiViwowY[saga]
2013/04/12(金) 13:21:24.21 ID:Y/hiv0Xm0
ふと、ある日…あの質問の意味を考えた。
『―――どうして、アイドルになろうと思ったんですか?』
105: ◆oqwiViwowY[saga]
2013/04/12(金) 13:50:26.24 ID:Y/hiv0Xm0
いつの間にか、寝てしまっていた。
カーテンの隙間からは、もう雲は見えない。
取って代わられたように、月の光が微かに差し込んでいた。
106: ◆oqwiViwowY[saga]
2013/04/12(金) 14:30:29.41 ID:Y/hiv0Xm0
不合格通知は、薄い封筒に1枚の紙。
なのに…この、中にたっぷりと資料の詰まったような重み。
嘘でしょう。嘘でしょう。本当に?
107: ◆oqwiViwowY[saga]
2013/04/12(金) 14:30:55.42 ID:Y/hiv0Xm0
急いでリビングに駆け込んだ。
「アタシ、合格した!合格したのよ!」
108: ◆oqwiViwowY[saga]
2013/04/12(金) 14:31:23.50 ID:Y/hiv0Xm0
改めて資料を読んで、指定された日付に訪れた。
ええと…勝手に入って、いいのよね。
だって、アタシ…ここのアイドル、なんだから。
109: ◆oqwiViwowY[saga]
2013/04/12(金) 14:32:14.96 ID:Y/hiv0Xm0
アイツは最初から大忙し。
1人でこの人数をプロデュースするんだから。
というか、アイツがプロデューサーと知って驚いた。
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