過去ログ - 男『………って事かな』吸血鬼『は?』
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161:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/18(木) 18:12:25.76 ID:RtXmAsML0


「御祈りですか?神父さん、幽霊に信仰を捧げちゃあいけないよ」


中佐は軽く会釈をしながら教祖の横を取り過ぎた


「え、あ…ああ…………」


教祖は先程までとは打って変わって現れた、自分の横を通り過ぎた中佐の温厚さに少し困惑した。その頭の中である事を思い出した


「お待ちなさい!」

「ん?」

「創られし神の子よ、どうかこの私を御救いください!」

「創られし神の子?」


教祖は通り過ぎた中佐の前にひざまずき、突然謎の言葉を発した。中佐はその言葉に疑問を抱いた。神の子ならまだしも創られしとはどう言うことなのか、それが気になった


「僕は幽霊さ、そんな大層なモノじゃない」

「いえ!貴方はオラクル!……被検体01にして成功作!名前は男ですね?!」

「………………何だって?」


次々に恐らく自分に関するキーワードが飛び出してくる。その意味を全て理解するのに一瞬では無理だ。すがるように言い寄ってくる教祖を中佐は睨み付ける


「貴方は我等が神の代行人として創り出した英知の結晶なのです!そして!共に神の教えを説き!人々を理想郷へと導くのです!」


胸ぐらを片手で乱暴に掴み上げ、教祖を持ち上げる


「なっ何を!?」

「その話、初めから詳しく聞かせてくれないかな」

「落ち着きなさい。まずは……」


残りの片手で教祖の腹に拳をお見舞いした


「ゲボッ……ガッハゴホッ!」

「早く、話してくれないかな?」


さらに胸ぐらを掴む腕に力を込める





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