123: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/04/13(土) 18:00:46.00 ID:R95pgt2U0
僧侶「家飛び出した癖に結局親の脛かじり続けるのはどうかと」
勇者「いいんだよ、甘えられるうちに甘えるんだ」
僧侶「それは世間一般で言う甘えじゃないです」
124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/13(土) 20:38:07.08 ID:3wkYcRwHo
ほのぼの乙
125: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/04/13(土) 21:02:30.13 ID:R95pgt2U0
勇者「ウワー、ヒサシブリダネー」
父「久しぶりだな、1年くらい会っていなかった」
僧侶「私はよく電話してたんですけどね」
126: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/04/13(土) 21:05:44.24 ID:R95pgt2U0
勇者「で、何の用よ?まさか飯食いに来ただけじゃないだろ?」
父「そりゃそうだ、俺の方がお前よりマシなものが作れそうだしな」
勇者「あぁん?」
127: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/04/13(土) 21:40:17.61 ID:R95pgt2U0
父「大体お前、勇者期間終了になった時に報奨金貰ったんだろ?それはどうしたんだよ」
勇者「店開くときに全部使っちまったに決まってんだろ」
父「……お前にもうウチの金は使わせないと言ったら?」
128: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/04/13(土) 21:45:34.70 ID:R95pgt2U0
勇者「チッ、バレたか」
僧侶「勇者さん、お父様は負い目を感じているから今まで何も言わずに勇者さんの事見守ってたんですよ?」
僧侶「現に、あなたが戦地へ送り出される事を知っていたからこそ私が使わされたんですから」
129: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/04/13(土) 21:50:58.90 ID:R95pgt2U0
父「今日はもう帰る」
僧侶「あ、お父様……」
父「後日また来る。その時に俺の舌を唸らせるだけの料理を用意しろ」
130: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/04/13(土) 21:57:46.65 ID:R95pgt2U0
父「は、話を聞いていたんですか?」
鎧少女「……すまない」
仮面男「……概ね」
131: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/04/13(土) 22:14:07.04 ID:R95pgt2U0
仮面男「……勇者……君?」
勇者「ん?何か?」
仮面男「私も人の親として、言わせてほしい」
132: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/04/13(土) 22:45:07.68 ID:R95pgt2U0
仮面男「すまない、それじゃあコーヒーを貰おうかな」
鎧少女「そうだな、私も同じものをくれ」
僧侶「は、はい只今」
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