過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
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11: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:11:39.14 ID:0wYW71OQo
 私は病室のベッドの上で一人思考に沈没する。
 その大部分は『PSY』という力についてだ。
 暴王の月。彼、夜科アゲハはあの力をそう呼称していた。
 『PSY』の波導を感知し、自動追尾する黒い球体だと。
 その黒い球体に触れたものは二種類の反応を示すとも言っていた。
 暴王の月とは『PSY』を吸収する性質があるらしい。
 つまり、『PSY』は吸収されそれ以外の物は破壊される。
 けれど、と私は思考を重ねる。

「私たちの使う魔法は、吸収されるのか。それとも破壊されるのか」

 思わず思考が口から出る。
 それとも、第三の結果が生まれるのか。
 恐らく夜科アゲハも答えは知らないだろう。確かめるにしても危険すぎる。
 そういえば、と私は思い出す。
 『PSY』とは人間が生きる上で封印した力だと言っていた。
 つまり私にもそれを習得する術があるということだろうか。
 何度戦っても勝てないワルプルギスに対抗する新たなる力。
 縋ってみるのもいいかもしれない。
 なんなら私が使えなくても夜科アゲハに協力を頼めれば勝ち目が見えるかもしれない。
 どちらにしろ編入初日までに今回の行動方針を固めておく必要がありそうだ。


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