過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
1- 20
12: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:12:39.67 ID:0wYW71OQo
 翌日、夜科アゲハは私の見舞いに来た。病室の扉を閉めるやいなや口を開く。

「おっす。調子どうだ?っても、もう退院も決まってるんだったな。昨日の話、考えてくれたか?」

「えぇ、考えたわ。何度問われても私はワルプルギスの夜を超えるまでこの町を離れるつもりはない。天樹院家
にはそう伝えて頂戴。私には私の目的がある」

 昨日の会話を思い出しながら私は自分の意思を言葉にする。

「まぁ、そういうと思ったぜ。ほむらの意思がそうなら、俺も手を貸す」

 あっけらかんとした様子で夜科アゲハはそういう。
 言いながら、持ってきた見舞いの品を私に押し付けてくる。

「ありがとう。それならさっそく一つ聞きたいことがあるわ」

 彼は自分が持ってきたフルーツのバスケットからリンゴを手に取って、皮をむき始めていた。
 いつの間にそんなことをしたのか私はさっぱり分からなかったが。

「ん?昨日の話の続きか?なんか腑に落ちないところでもあったか」

 私は首を横に振り彼の言葉を否定する。

「いいえ。そうではなくて、私に『PSY』は使えるのかしら。それに覚醒する望みは?あなたはどうやってそ
の力を手に入れたの?」

 私はこのイレギュラーな出会いに望みを託すことに決めていた。

「赤いテレホンカードって知ってるか?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
316Res/283.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice