過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
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◆FLVUV.9phY
[sage saga]
2013/04/13(土) 08:14:38.09 ID:0wYW71OQo
「つまりあなたが魔女結界の中で『PSY』をばら撒いて、それが辺りに充満するまで私があなたを守ればいい
わけね」
私の言葉に夜科アゲハは「ほー、正解正解」と驚きを露わにする。
「それなら三日後に使い魔が小さな結界を張るだろうから、その時がちょうどいいわ」
私がそう告げると夜科アゲハは「そうか、了解。また三日後に来る」と頷いて踵を返し、病室を出ようとする。
彼の後ろ姿を見てふと私の頭に何かがよぎる。
小さな引っかかりだ。何故。
何故、私の話をすんなりと受け入れているのだろうか。
そもそもから妙だった。
魔女結界に遭遇しておいて私に何の説明も求めず、私の目的を聞いておいて何故そこまで固執するのかも聞い
てこない。
どういうことだ。夜科アゲハは、彼はどこまで知っているのだろうか。
「待って!あなたは何者なの?いったいどうして私の話に疑問を持たないの?」
気づけば私は疑問を声に出していた。
大体何故、私は天樹院家に保護されなければならないのか。
そこからもう意味が分からない。あんな国を代表する大富豪に。
「ばあさん。天樹院エルモアは未来予知の力を持つサイキッカーだ。そのばあさんが何故か暁美ほむらの戦いと
結末を予知した。そのあとに起りうる崩壊の運命も、だ。それを予知したばあさんは俺たちに依頼をしてきた。
それが暁美ほむらの保護、もしくは回収。出来なければ、協力し敵を排除すること。まぁ要するに仕事だ。ばあ
さんがどこまでお前のことを視ているのかは聞いてねぇけど、ばあさんの予知は当てにできる。だから俺はお前
のことを信用するんだよ」
なるほど、分かった。彼は私を信用しているのではない。
天樹院エルモア、その人を信用しているらしい。
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