過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
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49: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:49:42.06 ID:0wYW71OQo
「ほむらちゃん!でも、さっきからずっと助けてって!今にも死にそうな声なの!」

 死にそうな声、ね。いや、恐らくもう何度か死んでいるはずだ。

「分かったわ。でも、危険な状態かもしれないからここからは歩いていきましょう?あと、私に前を歩かせて」

 私は一歩まどかに詰め寄り、そしてまどかよりも前に出る。
 瞬間、曲がり角から一筋の黒い流星が走る。
 夜科アゲハの暴王だ。私はゾッとし、硬直する。

「ほむらちゃん。大、丈夫?」

 振り返れば、まどかも硬直していた。

「鹿目さんもう一度聞くけど、本当にこの先に進むの?」

 正直なところ、私自身がこの先を見るのを躊躇っている。

「怖いけど、でも、今、いかないと!」

 私は覚悟を決めて、先へと進む。

 まどかの手を引いて進んだ私が見た光景は凄まじかった。予想を超えたその光景に、私とまどか二人は硬直す
る。
 辺りの壁には無数の穴が開いている。直径五センチ位の穴だ。穴の周りにひび割れなどはなく、綺麗に穴だけ
が開いている。そして、それは壁だけにとどまらず、むき出しの鉄骨だろうと、置きっぱなしにされた土嚢だろ
うと同じだった。綺麗にぽっかりと穴が開いている。

 その光景の端にまどかにテレパシーを送っていたであろう奴が転がっていた。


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