過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
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82: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 09:55:48.11 ID:0wYW71OQo
 それにしても、話とはなんだろうか。
 考えられる可能性は二つ、いや三つだろうか。
 一つ、心の準備が出来たから魔法少女の真実を教えてほしい。まだ、この話をしてから数日だ。正直望み薄だ
ろう。

 一つ、魔法少女のチームを組む話の可否について。これが一番妥当なところだろう。どっちに転んでもまどか
だけは守り切れるように動かなくては。

 最後に一つ、私という敵性の排除。確率的にはないと言ってしまって差し支えないはずだ。今のところ私はか
なり友好的に接しているはず。

「お待たせ、暁美さん」

 柔らかな声と共に巴マミがアルミトレイの上に紅茶とスコーンを乗せて持ってきていた。

「ごめんなさい。せっかく呼んでもらったのに考え事をしていたわ」

「いいのよ。気にしないで。それより、冷めないうちに、ね?」

 舞い上がるように軽やかな香りが鼻をくすぐる。質のいい木材のようなこの匂いはダージリンだろうか。けれ
ど、これは。

「ダージリンとアッサムのブレンドかしら?」

 この人はあまり茶葉をブレンドしたりしていなかったはずだ。だとすれば何か、心境の変化だろう。

「もしかして暁美さんも紅茶、好きなのかしら?それともちょっと雑な配合になっていた?」

 私の紅茶の先生は何を隠そうあなたです。そう、伝えたかった。


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