過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
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86: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 09:59:57.84 ID:0wYW71OQo
「巴さん、あとのことは後で考えればいい。今大事なのはワルプルギスに備えることと、それまで生き残ること」

「そして何より、いつかは今じゃないわ」

 言葉を放つ。何時かの時間軸で佐倉杏子と行動を共にしていた幼い少女の言葉だ。

「いつかは今じゃない、ね。分かったわ。ワルプルギスを倒したら私はあなたを縛ってでもこの町に留まらせるわ」
 涙を浮かべて、けれど巴マミは笑って見せた。本当に強い人だ。

 私の携帯が鳴る。
 着信先はまどかだ。火急を知らせる鐘が鳴るとはこのことだろう。

「ちょっと失礼します」

 通話をつなげると、上擦ったまどかの声が聞こえてくる。

『ほむらちゃん?病院に、孵化しかけのグリーフシードがね、あって』

「鹿目さん?病院って見滝原病院よね?分かったわ。すぐ行く。丁度、巴さんとも一緒にいるから」

『そうなの!?良かった、今、マミさんの家に走ってた、ところなんだ。えっと私は、』

「とりあえずはその場から動かないで、ところで今は一人なの?美樹さんは一緒じゃない?」

『さやかちゃんは、キュゥべえと、一緒に、グリーフシードを見張って、くれてるの』

 少し息が整ってきた来たのが電話越しでも分かる。


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