過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「その4!?」
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523: ◆x/rxoIq2T6[saga]
2013/06/03(月) 19:19:50.84 ID:wz+XbiTB0


日向「……なあ、そんなに緊張してるのか?」

苗木「…うん、やっぱり……そう見えるよね」

日向「そりゃまあ…顔色も悪いしな」

本当に、自分の弱さが嫌になる。
たかが結婚式というだけで、僕は自分を見失うくらい緊張しているのか。
こういう時くらい、堂々としていたいのに…。

日向「そんなに緊張してるのなら、一回アイツに会ってこいよ」

苗木「あいつ…?」

日向「お前のお嫁さんだよ」

日向クンは悪戯っぽい笑みを浮かべてそう言った。
ああ、そうだね…そうしよう。

そう答えようとして、僕は顔が真っ青になっていくのを感じる。

待って。待ってくれ。

僕は、今から、誰と……結婚するんだ?

日向「お、おい…苗木?」

日向クンが、僕を心配そうに覗き込んでくる。
その表情は、自分が何かしてしまったのかという罪悪感がうっすらと見えた。
違うんだ…日向クンは……何も、悪くない。

どうして…どうしてこんな事さえも思い出せないんだ……。

緊張とか、そういう問題じゃない。
これから一生を誓い合う相手の事を、たとえ緊張していたからでも、忘れるわけがない。
なんで…どういうことなんだ……。

僕は、どうしてしまったんだろう…。



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