過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「その4!?」
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723: ◆x/rxoIq2T6[saga]
2013/06/29(土) 00:38:58.29 ID:S7CFawa40


狛枝「皆!挑発に乗っちゃダメだ!これは彼女たちの作戦──」

七海「そこまで」

狛枝が全員の興奮を冷まそうと大声を上げようとするが、七海のナイフが喉元を過ぎ去り、それを防ぐ。

狛枝「七海さんか…!」

七海「ごめんね…でも、私たちが勝つにはこれしかないから」

狛枝「……だけど、彼女たちも冷静になれば──!」


霧切「……今よ!」


しかし、狛枝の考えはあっさりと打ち砕かれる。
霧切の声と共に広間が煙で一杯になり、全員がむせ返った。

狛枝「げほっ!ごほっ!……煙幕か」

七海「早く近くの小部屋に入らないと、呼吸できなくなっちゃうよ?」

煙は見る見るうちに広間を満たす。
しかし換気をすることができないので煙はずっと留まり続け、肺を犯していく。

狛枝(小部屋に逃げ込むしかない…けれどそれじゃあ、全員バラバラに…!)

狛枝(いや、彼らを信じよう!僕らなら…勝てる筈だ!)

狛枝は一瞬だけ迷うが、仲間たちを信じ、七海が逃げ込んだ小部屋へと入って行った。
例えその先に罠があろうとも、勝てばいいだけの話だ。


狛枝(この【希望】に出会えた【幸運】を……失いたくないんだ!)


狛枝の瞳にも、闘志の炎が揺らめいていた。


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