過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「その4!?」
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780: ◆x/rxoIq2T6[saga]
2013/07/07(日) 21:41:10.83 ID:6gXOo4zf0


霧切「──はぁっ!」

先手は霧切。
銃口は舞園にぴったりと合わさっている。

霧切(初撃で決める……っ!)

しっかりと銃を両手で持ち、躊躇い無く引き金を引く。
耳を劈く発砲音と共に、高速で弾が放たれる──!
あまりの反動に顔を僅かに歪めながら、霧切は銃弾の行く末を見る。

舞園「ふっ……!」

舞園はその場からトンッと踊るようなステップで跳ぶ。
霧切がトリガーを引く瞬間から動いていた舞園は、薄い笑みを浮かべながら銃弾を見送った。

霧切「ちっ…!」

舞園「遅すぎますよ?狙って撃つのは大事ですけど、そんなトロトロされてたらいくら私でも避けれます──って!」

霧切に親切にアドバイスをかましながら、舞園は地面を蹴り霧切との距離を詰めてくる。
ナイフで対抗しようとするが、銃を手放すわけにはいかない。
即座に回避の判断を下し、舞園から距離をとる。

舞園「あら、逃げちゃうんですか?近づいたほうが当たりますよ?」

霧切「私がモタモタと照準を合わせてる間に包丁で刺す考えでしょう?バレバレよ」

霧切は迫ってくる舞園に何とか照準を合わせ、引き金を引く。

霧切「ぐっ…!」

不安定な体勢で発砲した為、射撃経験の無い霧切は反動をまともにうけてしまう。
反動で拳銃を取りこぼしそうになるが、何とか堪えた。

舞園「残念、ハズレです♪」

そこまでの苦労をして放った弾丸だったが、僅かに軌道が逸れて舞園の脇をすり抜けていった。




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