過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「その4!?」
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◆x/rxoIq2T6
[saga]
2013/07/10(水) 01:09:30.84 ID:04OMXbV60
狛枝「……はは、本当に…なんとかなったね」
狛枝は、何故か笑みを浮かべていた。
自分の才能も、推理さえも超えてくる相手。
狛枝「はは、ははははっ」
笑う。
それを見て、七海も少しだけ笑う。
狛枝「そっか…やればなんとか、なる…か」
狛枝は笑みを浮かべたまま、拳銃を仕舞う。
そしていつも使っているナイフを取り出すと、構えた。
狛枝「さあ、やろう七海さん。小細工も何も無しで、ね」
七海「うん──」
狛枝が駆け、ナイフを振るう。
それを避け、七海が反撃する。
お互いに激しい攻撃の応酬。
傷を負わせては、傷を負う。
それを飽きることなく何度も繰り返す。
お互いに顔は真剣なまま、だけどどこか楽しそうに。
狛枝「っはぁ……はあ…!」
七海「ふぅ…はぁ…」
どれだけの時が経ったのだろうか。
二人の身体には幾重もの傷が刻まれ、肩で息をしている。
どちらも疲労困憊で、まともに動けない。
狛枝「…ぐっ……そろそろ、ケリをつけようか」
狛枝は近寄る気力も無いのか、ふらふらと立ち上がりながら、懐から拳銃を取り出す。
七海も同じようにして、拳銃を取り出した。
七海「これなら…状況はイーブンだね……」
狛枝「僕は……超高校級の幸運だよ…負けないさ…絶対ね…」
二人が同時に、銃を構える。
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