過去ログ - 少年「僕が生きてきた証をーーー」【魔王と勇者ss】
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32:810[sage]
2013/04/18(木) 14:15:01.24 ID:hvAkjQzz0
今日は久しぶりに家に故郷へ戻ってみた。
家は荒れ果てて、完全に廃村になっている。

2年間も放っておけば、こうなるのは必然だろう。
ぼーっと家を歩いていると、埃をかぶったこの日記を見つけた。
以下略



33:810[sage]
2013/04/18(木) 14:15:38.40 ID:hvAkjQzz0

12月26日 雨
目覚めはいい。やはり自分のベットは落ち着くようだ。
母の遺品と何か使えるものをまとめてから家から出た。
今日は彼らの家に行こう。
以下略



34:810[sage]
2013/04/18(木) 14:16:07.47 ID:hvAkjQzz0


12月27日 雨
彼らの家は何一つ変わっていなかった。
恐らく全ての家具に魔法がかけられていたのだろう。
以下略



35:810[sage]
2013/04/18(木) 14:16:37.07 ID:hvAkjQzz0

12月28日 雨
墓を立てる。
村人達の死体はもう朽ちていたが、せめて魂だけでも救われて欲しい。
彼らの住んでいた家を眺めて回る。
以下略



36:810[sage]
2013/04/18(木) 14:17:02.14 ID:hvAkjQzz0

12月29日 曇り
雨が止んだ。
今日は一日中何もせずにいよう。



37:810[sage]
2013/04/18(木) 14:17:28.77 ID:hvAkjQzz0

12月30日 曇り
僕は一つ決心をした。
最期の余韻に浸っていよう。
心地良い。


38:810[sage]
2013/04/18(木) 14:17:55.40 ID:hvAkjQzz0
12月31日 雪
雪が降るとは予想しなかった。
だけどやることに変わりはない。日記と母の形見のペンダントと剣を持って家を出る。
松明に火をともし、家に近づける。
火はゆっくりと広がり、そして家全体を焦がしていく。
以下略



39:810[sage]
2013/04/18(木) 14:18:36.45 ID:hvAkjQzz0





以下略



40:810[sage]
2013/04/18(木) 14:19:54.25 ID:hvAkjQzz0
とりあえず一旦終了。
もしかしたら夜来るかもしれません。
ちなみに第四部まである予定です。


41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/18(木) 17:10:19.72 ID:Y2RdIS5DO
乙乙
待ってる


42:810[sage]
2013/04/18(木) 21:24:26.34 ID:hvAkjQzz0
友達が「書き溜めを全投下してケツに火がついてこそss作者だ!」って豪語してた。
皆さんは一ヶ月に一回ぐらいどばっと投下があるのと、毎日数レスずつ投下されるのどっちがいいですかね?
と言うか見てる人いるのでしょうか?


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