過去ログ - 上条「二学期も不幸だ……」一方「いつも通りだろ」
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96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/01(水) 15:20:40.62 ID:n3koF1gSO
「いやー、外は暑いですね」

と、そこへ見計らったかのようなタイミングで部屋の扉が開き、佐天が現れた。

小さなコンビニ袋を右手に持った彼女は実に疲れたように左手で能力を使いながら顔を扇いでいる。

また、空気が変わる。

外の天気に合うような、明るいものに。

「お帰りー、ってミサカはミサカはルイコお姉ちゃんに駆け寄ってみたり!
……その袋なーに? ってミサカはミサカは謎の物体に向かってとつげーき!!」

何事もなかったように元気な声を上げながら、打ち止めは佐天が備え付けの簡素なテーブルに載せた袋に興味津々な様子で駆け寄る。

佐天はニコリと笑って、小さな子供に扱い慣れた様子で答えた。

「あんまり暑いからねー、差し入れだよ」

はい、と袋から炭酸系の飲料水を取り出して、打ち止めに差し出す。

打ち止めはといえば、受け取ったそれを珍しそうに掲げて目を輝かせていた。





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