過去ログ - 安部菜々「当時は若く、お金が必要でした」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/14(日) 18:46:28.71 ID:tHDCBI9+0
菜々「え〜っとですね、菜々のお父さんは舞台俳優さんでしてで、お母さんとは職場恋愛みたいな形で結婚したそうです。
    その後菜々が生まれて、お母さんは勤めていた劇団のお仕事を辞めて家庭に入って、お家でお父さんのお仕事を応援するようになったそうです。
    それでですね、お父さんは興行や稽古の後には必ずといっていいほど呑みに出かけるような人だったそうで、全部伝聞系なのはですね、菜々が4つか5つ位の頃になりますかね。
    その日も、繁華街に出かけて、同僚の方と呑んだその帰りに、ひき逃げに遭って死んじゃったそうです」

菜々「父が死んだショックで、母はしばらくの間まともに生活することは出来ませんでした。
    その間の難しいことは全部両親に縁のある座長さんがやってくれて。ただ昔ながらの芸人気質だったみたいで、まとまったお金は持たない人だったらしくて。
    貯金とかはほとんどなかったそうです。けど、幸いにも劇団の人が何くれとお世話をしてくれて、私も良く劇団の方へは父に着いていっていたので。
    それもあってか劇団の方々には家族のように良くしてもらってました」

菜々「そんな時です、私が安部菜々緒という芸名で舞台のお仕事を始めようと思ったのは。
    当時は、自分がお芝居をすることで、死んだ父に代わって、母を元気付けたいという思いがあってのことでした」

菜々「尤も、大きくなるにつれて、母と自分の食い扶持を稼ぐためにって、目的も変わっちゃったんですけどね」

菜々「そうして劇団でお仕事を続けていく日々は菜々にとっては、苦しくも楽しい日々でした、あの日が来るまでは」



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