96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/28(日) 14:44:52.45 ID:x/e+9jKho
ご先祖さまは、よりにもよって陥れた張本人の家にお預けになったそうです。
その人が、上役になってしまっていたそうで。
ご先祖さまに罪をなすりつけ、その人自身が横領したお金を賄賂としてばらまいて、高い役職を手に入れてたって話もあります。
ただ、詳しくはわかりません。
ご先祖さまも、その頃になると、その人の計略にはまってしまったということは察していました。
きっと、悔しくてしかたなかったことでしょう。
証拠を集めようにも、もはや身動きがとれない状況ですから。
家人と会うことを許される数少ない機会に、ご先祖さまは必ず『仇は自ら取る』と言っていたそうです。
聞く方はどういうことか、わからなかったみたいですけど。
そして、切腹の当日。
検分のために派遣された侍たちと、屋敷の主であり、己を策謀にかけた男が見守る中、ご先祖さまは自らの体に刃を突き立てました。
そして、介錯の刀が振り下ろされ、その首は落ちるはずでした。
ところが。
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