過去ログ - ほむら「助けて……ウルトラマン」ミライ「最後まで諦めない、不可能を可能にする」
1- 20
31: ◆zroVfRkDXY[saga]
2013/04/24(水) 02:02:42.17 ID:uClREkhn0
メビウス「ヘアッ……」

 ワルプルギスの夜の一撃に、吹き飛ばされメビウスは倒れる。

――ピコンピコンピコンピコンピコン……

 カラータイマーの点滅は、徐々にであるがそのテンポが速くなっている。
 エネルギーが切れかかっている。

メビウス『う、うぅ……』

 地に手を付き立ち上がる。
 ワルプルギスの夜は優雅に宙を浮いていた。

インキュベーター「よく立ち上がるね……。寝てた方が楽なのに。まったく、君達は、わけが分からないよ」

 わざとらしく溜息を吐く。
 ワルプルギスの夜の次なる一撃が繰り出そうとすると……。

インキュベータ「……ん、あれは?」

メビウス「ッ!?」

 ある光景に気づく。
 視線の先には、この崩壊した街の中でまったくの無傷である一帯――避難所となっている体育館周辺であった。

 魔法少女たちの必死の闘いで、気付かれないようにしていたその場所が気付かれてしまった。

インキューベータ「成程ね……。少し感じていたんだ。ある一定の場所から注意をそらすように戦っていることにね。そういう事か……」

 その巨大な体の向きを、メビウスから体育館へと移す。

メビウス『や、止めろっ!!』

インキュベーター「君達は、強大な能力をもってして進化した一族。だけど、その弱点は……」

 ワルプルギスの夜から巨大なエネルギーがあふれ出る。


インキュベーター「僕達のように感情を消し去らなかったことだ」


 巨大なエネルギー段が発射される。
 それと同時にメビウスは走った。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
122Res/106.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice