過去ログ - ほむら「助けて……ウルトラマン」ミライ「最後まで諦めない、不可能を可能にする」
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84: ◆zroVfRkDXY[saga]
2013/05/13(月) 00:01:31.05 ID:CbclRnqV0
――が……ば……!!


――……ん……れ……!!



――負け……ラマン!!




――……るな……ウルト……



 声が聞こえてくる。
 それは、ウルトラマン達の耳にも届く。



――がんばれー!! ウルトラマーン!!



――負けるなぁぁぁぁ!! ウルトラマン!!



 背後から聞こえてくる人々の声。

 メビウス『この声は……』

 体育館の窓はすべて開かれており、そこから人々が顔や手を出しウルトラマンへと声援を送っている。
 それは、先程までウルトラマンの事を非難していた人たちの声だ。



恭介「がんばってください!! 僕は……貴方達から勇気を貰ったんです!!」

さやか「何だかわからないけど、応援してるよ!! ウルトラマン!!」

仁美「わたくしも応援しています!!」

詢子「負けんじゃねぇぞ!! 娘があんたらの勝利を信じてんだ!! だから、私だって信じてんだ!!」

知久「僕達は、あなたが何と戦っているかはわかりません!! けれど、僕……いえ、皆信じています。だから、諦めないでください!!」

タツヤ「ウリュトラマァァン〜!! 」


セブン『彼等は……。それに、これは?』


まどか「ウルトラマーン!!」

ほむら「私達に出来る事はやりました!! だから、絶対に勝ってください!!」


 こちらへと声援を送っている人々の中心には、まどかとほむらがいる。

メビウス『そうか。まどかちゃんと、ほむらちゃんが』

ウルトラマン『彼女達が皆を説得したのか』

 マミがジャックのもとへと向かった後、まどかとほむらは皆の説得を行っていた。
 最初は誰もまどか達の話を聞き入れてくれなかったが、恭介とさやか、仁美、それに詢子と知久の協力もあり、遂に彼等はウルトラマンを信じた。

 そして、自分達の平和を奪うものと戦っているウルトラマンへと声援を送りだしたのだ。


インキュベーター『可笑しい。あそこまで冷静さを欠いていた人間が、あんな少女の言葉を信じるなんて。ありえない……。いや、こんなこと前にも……。そうか、佐倉杏子の魔法か……』



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