936:第X話―――香焼(香)「だって、自分は男っすよ?」 天草3姉妹『鏡を見なさいっ!』
2014/06/12(木) 23:09:51.53 ID:pYfFuEov0
<おまけっ!>
シーン・・・・・
土御門「―――……ったくもぉ! あんの糞ガキぁ」グデェ・・・
海原「知らない間にトンデモない事態になっていた様ですね」ハハハ・・・
御坂蛇「報告したくても繋がらなかった。とミサカはこの非常時にどっか言ってたアンタらに恨み辛身を込めて報告します」ジトー・・・
海原「辛辣ですね。まぁ我々も暇人では無いので……しかし、困りましたね。如何します?」ポリポリ・・・
土御門「……、」ムゥ・・・
海原「噂によると、かのカイツ=ノックレーベンが動いた様ですよ。真であれば、ばれてるものと考えるべきでしょう」チラッ・・・
土御門「ぶっちゃけ『詰み』だぜぃ。第5位との接触は、逆に情報を『喰われる』危険が伴うにゃー」ポリポリ・・・
海原「彼女は最早御坂さんや上条さんと繋がりがありますからね……やはり『香』は用済みでしょうか」ジー・・・
土御門「ふむ……17600号(プロスネーク)。オマエは如何思う? お目付役のオマエの意見を聞きたい」クイッ・・・
御坂蛇「ミサカの? そうですね……では率直に進言させて頂くと―――」
にゃーん・・・・・
御坂蛇「―――……今『香』が消えたら、却って食蜂操祈の琴線に触れるやもしれない、とミサカは進言します」キッパリ・・・
海原「あはは……男と気付いて尚、お気に入りと?」ウーン・・・
御坂蛇「ええ。奴を見るからに明白だな、とミサカは意見を述べます」チラッ・・・
土御門「こりゃもう賭けだにゃー。まぁハズレを引いちまったら奴は明確な『敵』になっちまうぜぃ」ポリポリ・・・
海原「悩み所ですね。関与できないとはいえ、この現状、神裂さん達もお困りでしょう」フム・・・
土御門「だろうな……(しかも、浦上の密告書を読んだが―――『香』の人格が分離しちまったときたか)……無為に放置も出来ない」チッ・・・
御坂蛇「……、」フンッ・・・
海原「スネーク?」チラッ・・・
御坂蛇「もし……師匠達が香を捨てるのであれば、ミサカが私用で貰おう。とミサカは宣言します」サラッ・・・
土御門・海原「「はぃ?」」キョトン・・・
御坂蛇「アレは私の妹弟子だ。未だ半人前の『潜入員』だが、素質はある。もし用済みならミサカの『駒』として育てますよ」ジー・・・
土御門「……えっと」タラー・・・
海原「意味不」アハハ・・・
御坂蛇「要は『神埼香』をミサカが貰う、と言ってる。OK?」クイッ・・・
土御門「OKも何も、アイツは『香焼某(それがし)』だぜぃ。香の姿はあくまで」アタフタ・・・
御坂蛇「ミサカからしてみれば『香』は『香』だ。同じ師を持つ後輩。違いますか、師匠(マスター)?」ジー・・・
土御門「海原。如何したい?」クイッ・・・
海原「ハァ……確かにまだまだ半人前ですが、役には立ちます。彼の『変装』や『尾行』はそれなりに使えますからね」ポリポリ・・・
土御門「まぁな。特にこの学園都市向きに学生の潜入員として使える……『暗殺』は使えないが、それは追々で良いだろう」コクッ・・・
御坂蛇「っ! では、不問という事で―――」チラッ・・・
土御門「いや、それは甘いぜぃ。スネークちゃんよぉ」クイッ・・・
御坂蛇「―――……、」ムッ・・・
海原「そうですね。ケジメは必要でしょう」フフッ・・・
土御門「だな……アイツには今以上に働いて貰う。これからは『香』以外にも演じて貰うぜぃ……酷使覚悟だにゃー」フフフ・・・
海原「……ふふっ」ホッ・・・
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