過去ログ - 【R18】京太郎「」おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」春「その4」ポリポリ
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465:京ちゃんのベッドヤクザ+のどっちはドM ◆DQMSi3MV.w[saga]
2013/04/29(月) 16:40:30.44 ID:qa7qaUeMo

京太郎「それより…和、一つ頼みがあるんだが…」

そう話を強引に途切れさせたのは、そんな自分の姿を和に気づかれたくなかったから…だけではない。
勿論、それが一番の理由であることには変わりはないが、俺は『和がエロい』という言葉に反論を許さず、そこで会話を区切ったのである。
それだけでどうこうなるほど人の心というのは軟ではない。
軟ではないが…それらが積み重なれば、心のハードルというものは下がっていく。
何れは和を心まで屈服させ、性奴隷にしたい俺にとって、それは… ――

京太郎「(…俺は…何を考えているんだ?」

そこまで考えた瞬間、俺はようやく自分の思考に疑問を呈した。
和を性的に積極的にさせるのであれば、まだ俺はその思考に疑問を投げかける事はなかっただろう。
そうしなければ和にまた我慢をさせ、辛い思いをさせるのは目に見えている話なのだから。
だが、…性的な愛玩奴隷として可愛がろうとするそれは決して普通じゃない。
性奴隷だなんてエロ本の中だけの世界だけであり、現実では殆どあり得ないものだ。
それよりは和と愛し愛される恋人同士の関係になりたい。
そう思う程度には男子高校生というのは純情な生き物なのである。

京太郎「(…だけど、今更…そんな関係になれるか?)」

それは恐らく…無理だ。
既に俺の能力は和にも多大な影響を与えており、今の交歓も『その禁断症状を解消する為のもの』に過ぎないのだから。
そして、それは漫さんや小蒔相手にも続けていけなければいけない事だ。
少なくとも後遺症がなくなるまでは…彼女たちの面倒を見るのが俺の責任だろう。
だが、それは何時まで続くかは俺にも分からず、また終わるのかさえ分からない。
例え終わったとしても、三人の女性と性的関係を持ち続けた不埒な男、という評価は覆らないだろう。
そんな俺を…能力という接点がなくなった被害者がどう思うか。
少なくとも…当時の事を思い返さない為にも、疎遠になる事は確実だろう。

京太郎「(だったら…俺は一人になる…のか…?)」

今まで見て見ぬふりをしていたその未来予想図に俺の背筋はゾクリとしたものを感じる。
勿論、それは能力が発動する前の状態に戻るだけの事だ。
しかし、俺はもう…三人の優しさや暖かさに触れ…そして甘えてしまっているのである。
そんな俺はもう以前のような状態には耐えられず…三人に見捨てられるという事を考えただけでも寒気を覚えてしまった。



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