過去ログ - 【R18】京太郎「」おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」春「その4」ポリポリ
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572: ◆DQMSi3MV.w[sage saga]
2013/04/30(火) 04:47:17.28 ID:S0/5ZA9vo
憧「(だって…しずはズルい…)」

そう憧が思うのは、穏乃の恋人の存在である。
須賀京太郎と言う名前の彼に憧は仄かな恋心を抱いていた。
それこそまだ京太郎がチームメイトである松実玄に初恋をしていた頃から芽生えていたそれを憧はとても大事にしていたのである。

憧「(だから…お洒落だって…化粧だって頑張った)」

憧がそれを自覚した頃、京太郎は原村和に恋をしていた。
玄のような憧れ混じりのそれではなく、はっきりとしたその恋慕。
しかし、それを知っても尚、憧は諦めきれず、姉や母に聞いて化粧を覚えたのだ。
阿知賀周辺では中々、見ない垢抜けた和の雰囲気に近づく為に…京太郎に振り向いてもらう為に。

憧「(それに…そもそも…京は阿太中に入るはずだったのに…)」

阿知賀子ども麻雀倶楽部にて、玄に次いで二位の地位に居た京太郎。
彼もまた憧と同じように、将来は晩成入学を目指し、阿太峯中学へと入るはずだったのだ。
しかし、何の因果か彼は突如、その進路を変え、阿太峯ではなく、共学になった阿知賀へと入学したのである。

憧「(お陰で…京は麻雀から遠ざかっちゃった…)」

京太郎は元々、才能ある打ち手だった。
穏乃や憧が所属していた阿知賀子ども麻雀倶楽部で二人を抑えてNo2に居た事からもその実力は伺えるだろう。
しかし、それは全て阿知賀へと進学した事で狂ってしまった。
そう思うのは…二年前のインターミドルの試合で京太郎がボコボコにされ、麻雀をやめてしまったからだろう。


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