過去ログ - 岡部「愚行移山の」 ほむら「オブサーバーズ」
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705: ◆ziIVTRHhh5Cl[saga]
2013/07/14(日) 21:08:27.75 ID:xHffJLkyo

ほむら「なっ……」

 あまりにも予想外な答えに、ほむらの思考は今度こそ完全停止する。
 あわてたほむらは、急いで外面だけでも取り繕った。
以下略



706: ◆ziIVTRHhh5Cl[saga]
2013/07/14(日) 21:10:45.30 ID:xHffJLkyo

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さやか「……もう、どうしようの無いところまで行っちゃってんだよ」
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707: ◆ziIVTRHhh5Cl[saga]
2013/07/14(日) 21:12:53.74 ID:xHffJLkyo

ほむら「……!?」

 さやかの言葉に、ほむらは動揺を隠せずにいた。
 何故?
以下略



708: ◆ziIVTRHhh5Cl[saga]
2013/07/14(日) 21:15:01.33 ID:xHffJLkyo

ほむら「……」

さやか「……何も、答えないんだね。まあ、それでもいいけど」

以下略



709: ◆ziIVTRHhh5Cl[saga]
2013/07/14(日) 21:17:37.30 ID:xHffJLkyo

 そう言ってさやかは携帯電話を取り出すと、ポチポチとボタンを押し始める。
 その光景が、ほむらには今の状況と、あまりにも不釣り合いに見えた。

さやか「……ああ、転校生」
以下略



710: ◆ziIVTRHhh5Cl[saga]
2013/07/14(日) 21:19:32.85 ID:xHffJLkyo

さやか「……まあさ、あたしはご覧の通り、浅ましい女だったんだよ」

 さやかは、ほむらの沈黙を肯定と受け取り、話し始める。

以下略



711: ◆ziIVTRHhh5Cl[saga]
2013/07/14(日) 21:21:46.35 ID:xHffJLkyo

さやか「あたしが自分自身の不幸に酔えなくなるくらい、飛び切りのお人好し」
                          セイギノミカタ
 ―――― あたしなんかより、ずっと、《悲劇のヒーロー》らしい人。

以下略



712: ◆ziIVTRHhh5Cl[saga]
2013/07/14(日) 21:23:47.25 ID:xHffJLkyo

さやか「転校生。アンタに聞くけどさ」

 ―――― 仁美と恭介が、こんなになった世界って、今までにあった?

以下略



713: ◆ziIVTRHhh5Cl[saga]
2013/07/14(日) 21:24:57.14 ID:xHffJLkyo

さやか「……もうそろそろ時間かな?」

 さやかは自らのソウルジェムをちらりと見て、呟く。
 蒼い宝石は、どうしようもない程に穢れていた。
以下略



714: ◆ziIVTRHhh5Cl[saga]
2013/07/14(日) 21:27:36.95 ID:xHffJLkyo

さやか「優しいあの二人は、あたしを止めるためにいっぱい傷付く」

 ―――― あたしには、それが我慢できない。

以下略



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