過去ログ - 岡部「愚行移山の」 ほむら「オブサーバーズ」
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708
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◆ziIVTRHhh5Cl
[saga]
2013/07/14(日) 21:15:01.33 ID:xHffJLkyo
ほむら「……」
さやか「……何も、答えないんだね。まあ、それでもいいけど」
以下略
709
:
◆ziIVTRHhh5Cl
[saga]
2013/07/14(日) 21:17:37.30 ID:xHffJLkyo
そう言ってさやかは携帯電話を取り出すと、ポチポチとボタンを押し始める。
その光景が、ほむらには今の状況と、あまりにも不釣り合いに見えた。
さやか「……ああ、転校生」
以下略
710
:
◆ziIVTRHhh5Cl
[saga]
2013/07/14(日) 21:19:32.85 ID:xHffJLkyo
さやか「……まあさ、あたしはご覧の通り、浅ましい女だったんだよ」
さやかは、ほむらの沈黙を肯定と受け取り、話し始める。
以下略
711
:
◆ziIVTRHhh5Cl
[saga]
2013/07/14(日) 21:21:46.35 ID:xHffJLkyo
さやか「あたしが自分自身の不幸に酔えなくなるくらい、飛び切りのお人好し」
セイギノミカタ
―――― あたしなんかより、ずっと、《悲劇のヒーロー》らしい人。
以下略
712
:
◆ziIVTRHhh5Cl
[saga]
2013/07/14(日) 21:23:47.25 ID:xHffJLkyo
さやか「転校生。アンタに聞くけどさ」
―――― 仁美と恭介が、こんなになった世界って、今までにあった?
以下略
713
:
◆ziIVTRHhh5Cl
[saga]
2013/07/14(日) 21:24:57.14 ID:xHffJLkyo
さやか「……もうそろそろ時間かな?」
さやかは自らのソウルジェムをちらりと見て、呟く。
蒼い宝石は、どうしようもない程に穢れていた。
以下略
714
:
◆ziIVTRHhh5Cl
[saga]
2013/07/14(日) 21:27:36.95 ID:xHffJLkyo
さやか「優しいあの二人は、あたしを止めるためにいっぱい傷付く」
―――― あたしには、それが我慢できない。
以下略
715
:
◆ziIVTRHhh5Cl
[saga]
2013/07/14(日) 21:30:36.02 ID:xHffJLkyo
イシ ココロ
さやか「この見せかけの《魂》を守って、あたしの本当の《魂》が傷つくなら、あたしは見せ掛けを壊すことを選ぶ」
さやかの決意は固く、ほむらのつけ入るすきは無かった。
だからこそ
以下略
716
:
◆ziIVTRHhh5Cl
[saga]
2013/07/14(日) 21:32:15.44 ID:xHffJLkyo
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
駅前
以下略
717
:
◆ziIVTRHhh5Cl
[saga]
2013/07/14(日) 21:35:07.97 ID:xHffJLkyo
さやかはドクターペッパーから口を離す。
三分の一ほど中身が減っていた。
さやか「……なんで、あんなことしたのさ」
以下略
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