過去ログ - 岡部「愚行移山の」 ほむら「オブサーバーズ」
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774: ◆ziIVTRHhh5Cl[saga]
2013/07/21(日) 22:43:20.29 ID:zcpoOaUmo

 俺は杏子のソウルジェムを握る。
 銃弾も、武器もないので、素手で破壊する。
 そのつもりだ。

杏子「なぁ、オッサン……」

岡部「何だ?」

 最後の時が、刻々と近づいている杏子が俺に話しかけてくる。

杏子「オッサンのさ……名前、教えてくれねぇかな……」

 ―――― 岡部って名字しか、知らないからよ。

 いつもより、柔らかい口調の杏子。
 まるで、本当に遺言じゃないか。

岡部「……だ」ボソッ

杏子「え、何……」

 聞こえなかったのか、杏子が聞き返す。
 俺は、半ば叫ぶように言った。

岡部「鳳凰院凶真だ……」

 俺の返答に、杏子は困ったように目を細める。

杏子「いや、だから偽名とかじゃなくて……」

岡部「鳳凰院凶真だ!!!」

 俺は全力で否定する。
 俺のの剣幕に驚いたのか、杏子が目を丸くする。
 俺は激情のままに続けた。



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