過去ログ - 岡部「愚行移山の」 ほむら「オブサーバーズ」
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821: ◆ziIVTRHhh5Cl[saga]
2013/07/28(日) 23:22:05.86 ID:nf0Nri5lo

Qβ『君は、まどかだけ救えるよう行動しているように見えるけど、その実、他の魔法少女たちへの情を捨て切れていない』

ほむら「・・・・・・」

Qβ『その癖、「私はまどかだけ生きていればいい」とか臆面もなく言っているのだから実に滑稽だよ』

ほむら「黙りなさい・・・・・・」

 ほむらがQβの声を遮ろうと手を伸ばすが、Qβはそれをかわす。

Qβ『そもそも、ワルプルギスの夜を確実に倒したければ、他の魔法少女から力を借りればいいじゃないか』

ほむら「・・・・・・彼女達は未来を受け――――「馬鹿じゃないのかい?」

 ほむらの言葉をQβは遮る。
 
Qβ『この世の中には、魔法少女の真実を知ったって絶望しない強力な魔法少女がいるかもしれないじゃないか。探す時間もそれこそ無限にあるはずなのに、どうして探さないんだい?』

 Qβは強い口調でほむらを糾弾する。
 ほむらは反論しようと口を開いた。

ほむら「・・・・・・そんなの、いるわけ無いじゃない」

Qβ『本当にそうかな?』

 Qβは首を傾げる。

Qβ『そもそも、本当にまどかを救いたいなら、たとえ可能性が0に近くてもその方法を試すべきだよね? 何故そうしないんだい?』

ほむら「私一人で十分だからよ」

 ほむらは胸に宿る暗い怒りを押し込み、かろうじて冷静に返す。
 しかしQβはさらに首を傾げるだけだった。



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