過去ログ - (^p^)「ぼくは ゆうしゃれす」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 21:30:59.68 ID:OCDhhie50
父親「いつもすまんな。こんな時、母さんが生きていてくれたらな」

(^p^)「それは いわない やくそくだよ おとおさん」

父親「お前だって今年で十六。遊びたい盛りだろうに」

(^p^)「だいくしごと たのしいれす」


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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 21:33:44.71 ID:OCDhhie50
小さな村に、(^p^)は大工の父と暮らしていた。
母はとうの昔に亡くしていた。父はこの頃腰を痛め、半ば寝たきりになっていた。
(^p^)は畑を耕す傍ら、力仕事や、大工のまねごとをして日々の糧を得ていた。
子供一人の稼ぎである。楽な暮らしとはいえない。しかし(^p^)は不幸を感じなかった。
(^p^)に対し、村人たちの皆が皆優しかったというわけでは無論ない。
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/21(日) 21:35:13.79 ID:bt5fZ6bt0
なにこれ泣きそう


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2013/04/21(日) 21:35:23.72 ID:OCDhhie50
(^p^)「おはよう ございます」

幼馴染み「あらおはよう! 素敵な朝ね! あんまり気持ちがいいものだから、つい早起きしちゃったわ!」

幼馴染み「なんだか空気がぽかぽかするし、春が近いのかしら? それにとっても良い天気だわ」
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 21:37:26.12 ID:OCDhhie50
(^p^)「きみは こいを しているのれすか」

幼馴染み「あらまぁ! あなた恋がわかるの? おりこうさんね! あたし驚いちゃった! そうよ! その通りよ!」

(^p^)「こいを すると しあわせなのれすか」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 21:38:53.16 ID:OCDhhie50
幼馴染み「それにね、あなたにだけ教えてあげるけど……昨日の夜、何があったと思う?」

(^p^)「なにが あったのれすか」

幼馴染み「家族のみんなには内緒でね、取り持ちのお婆さんがこっそり私に言付けてくれたのよ」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 21:41:16.53 ID:OCDhhie50
その日の夜

??「……」ソソソ

(~p~)「z z z」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 21:42:46.14 ID:OCDhhie50
女神「言い方を換えましょう。あなたのいう『おとおさん』は、あなたの本当の父親ではありません」

女神「先代勇者の胤を宿したあなたの母親が『おとおさん』と結婚し、そののちに、あなたが生まれたのです」

(^p^)「つまり ぼくは かっこー なのれすね」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 21:44:11.92 ID:OCDhhie50
数分後

女神「確認を始めなさい」

(^p^)「まず おしろへ いきます」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/21(日) 21:44:48.79 ID:GUuPse5Ko
かっこうはwwww


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 21:45:12.17 ID:OCDhhie50
一時間後

女神「ふぅ……」

女神「勇者(^p^)よ。あなたの前に私が現れるのは、これが最初で最後の機会となります」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/21(日) 21:46:36.56 ID:ebueVA+SO
あれ?
一瞬悲しい話かと思えばなんかおかしいぞ?


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 21:46:58.82 ID:OCDhhie50
(^p^)「ぼくは おかあさんを しりません」

(^p^)「おかあさんは どこに いるのれすか」

女神「人間の言葉を借りるなら、天に召されたといえるでしょう」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/21(日) 21:47:34.82 ID:WaU9w/7A0
ナニコレなんか切ない


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 21:49:15.11 ID:OCDhhie50
翌朝

(^p^)「おとおさん おはなしが あります」

父親「おお、今日はお前の誕生日だったな。贈り物ならもうすこし待ってくれ」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 21:51:02.98 ID:OCDhhie50
父親「ベッドの下に木箱があるから出してくれ」

(^p^)「だしました」

箱の中には、旅用の服と短剣、それから一掴みの銀貨が入っていた。
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 21:52:36.97 ID:OCDhhie50
ひとしきり嗚咽してから、父は言った。

父親「いいか? 村の連中にはお前が旅立つことや、お前が勇者だってことは絶対に教えるな。もちろん女神様のこともだ」

父親「ひとまず昼の間はいつも通りに過ごすんだ。お前と仲の良いあの娘にも、教えるんじゃないぞ」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 21:54:34.38 ID:OCDhhie50
父親「仕上げるので遅れたがこいつは誕生祝いだ」

旅支度を終えた(^p^)の手に父は、小さな木彫りの女神像を握らせた。

父親「母さんをモデルに彫ったんだが本物の女神様に比べてどうだろう」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 21:55:54.09 ID:OCDhhie50
翌朝、城門前

(^p^)「おしろに きました」

門番A「なんだあいつ? こんな朝っぱらから」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 21:57:04.41 ID:OCDhhie50
兵士長「おい貴様らさっきから誰と――」

(^p^)「これが ゆうしゃの あかしれす」ガオォォォン

兵士長「へ、変態だー! 引っ捕らえろ!」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 21:58:06.87 ID:OCDhhie50
王の間

国王「勇者を名乗る者が現れただと?」

大臣「はい。今朝方城門にておもむろに陰部を露出したところを門番らの手により捕縛したとのことで――」
以下略



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