697:つつ[saga]
2013/06/14(金) 22:00:51.74 ID:Ece/8JfU0
青い札は、上条の手によってまるで手品師のトランプのごとく宙を自在に舞い、一つの形を形成していく。
上条「この名に、師匠に。『アイツ』に」
その形は、さながら『碇』。
上条「最後に尋ねる。俺はお前の名も心情も知らないが、その子を傷つけるのなら俺は全力でお前をぶっ潰す。
………覚悟はいいか?」
絶対等速「………名前は『絶対等速』でいい。俺はお前の名も何をしようとしているのか知らねえが、こちらに一歩でも近づいたらこいつを潰す。
………覚悟はいいか?」
挑発的な笑みを浮かべながら、絶対等速は直後の上条の台詞をなぞるように口を開いた。
上条「………『傭兵の流儀(ハンドイズダーティ)第二条』『女のために命をかけるべし』ってな。
さて、いこーるすぴーどとやら」
上条「―――――ローマ正教所属魔術師、上条当麻、いざ参る」
1002Res/349.39 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。