過去ログ - モバP「幸子の事を本当に理解してあげられたのだろうか」
1- 20
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/26(金) 15:00:03.90 ID:dNOLliTfo



ーーー



幕の内側に立つと、すぐ目の前にたくさんの人が居ることが熱気で伝わってきた。
その熱気が、またボクの脚を震わせた。

どこからかプロデューサーさんの声が聞こえた。
舞台袖に目を向けると、プロデューサーさんがいつもの笑顔で小さなガッツポーズをしていた。

アナウンスが流れ、幕の向こう側が更にざわめいた。

もうボクの脚は震えてはいなかった。

間もなくして、幕が左右に開かれた。

ワアアアアアアーッ

想像していたよりもたくさんの人に、目眩を覚えながらも、ボクは張り切って第一声を放った。


幸子「みなさーん!ボクは、カワイイですかーっ?」



ーーー



ミニライブは大成功で幕を閉じた。

「やったな!大成功だ!」

プロデューサーさんは、心底嬉しそうな顔をしていた。

幸子「ステージでのボクは、どうでしたか?!」

「最高に可愛かったぞ!」

プロデューサーさんは、親指をグッと立てた。

幸子「と、当然ですね!言っておきますけど、これは確認ですからね!」

ライブ中や、ライブ後の握手会でも散々”カワイイ”と言われたけれど、プロデューサーさんに”カワイイ”と言われたのが一番嬉しく思えた。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
32Res/29.46 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice