過去ログ - アナスイ、徐倫と共に一日生き返る
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33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/04/27(土) 14:05:26.68 ID:QjeqrsaM0
<現在時刻 23:41>
気がつくと、辺りにはアナスイと徐倫以外誰もいなくなっていた。
輝く星も、かすかな光を放つ星も、ここからの景色は二人だけのものとなる。
徐倫は過去を思い返していた。
アナスイとの過去。
ケンゾーとの戦い。そうだ、最初から彼はあたしを助けてくれた。
ヨーヨーマッ、緑色の赤ちゃん。彼がいなければ…あたしは死んでいた。
F・Fが殺された時。彼は自分の命を犠牲にしてでも、父さんのディスクを取り出してくれた。
ケープカナベラルへ向かう時。脱獄してまであたしの後を追ってきてくれた。
最後には皆、殺された。
でも、アナスイはその最後まであたしを守ってくれていた。
いつだって、彼は『守ってくれていた』
トリッシュの言葉を思い出す。
「アナスイのこと、どう思っているの?」
そうだ。今はっきり、『わかった』
あたしはアナスイのことが――
アナスイ「なぁ徐倫」
徐倫はアナスイの声でハッとした。
真剣な目で、アナスイがこちらを見ている。
アナスイ「話があるんだ」
≪to be continued≫
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