過去ログ - アナスイ、徐倫と共に一日生き返る
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/04/27(土) 13:46:22.18 ID:QjeqrsaM0
<現在時刻 22:36>

アナスイ「徐倫、もうこの場所から移動するつもりはないのか?」

徐倫「ええ。星の光は鉄格子から何度も覗いていたけれど、とても好きなの」

アナスイはタイミングを見計らっていた。
プロポーズのタイミングを。

プロポーズの成功は、徐倫の辛い思い出を、
『良い思い出』に作り変えることと等しい。
後悔しているオレ達との出会いを、あって良かった出会いにすることができる。

ただしそれは、今日一日で成し遂げなければならない。つまり、残り1時間強。
失敗も許されない。

今まで、ダイバーダウンにより様々な事柄を解決してきた。
主に戦いではあるが、『悩み』と『解決』の橋渡しに、
『ダイバーダウン』は長らく貢献し続けている。それは事実だ。
しかしその相棒は今日は使えない。そういう『約束』なのだ。

頼れるのは己のみ。
その状況が、アナスイに想像を絶するプレッシャーをかけていた。


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