過去ログ - 咲「京ちゃん」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/27(土) 19:24:22.70 ID:yvHOVQJVo
 
京太郎「お前……、変なとこビンカンだな。これだよ」

でてきたのは6センチメートル四方の箱。角は丸く濃紫で光沢がない。

京太郎「咲、今から俺すごいこと言うからちゃんと聞いとけ」

咲「え?うん」

京太郎の頬がふくらんだ。何を言い出すのかわかった。

京太郎「結婚を前提にお付き合いしてください」

咲「うん、いいよ」

京太郎「軽っ!てか早いよ!もうちょっと驚いたりとか」

咲「なんとなくきそうだなーって。流れ的に」

京太郎「流れ的にかぁ。流石文学少女」

緊張が抜けて、ベンチにへたり込む京太郎に罪悪感が沸く。一生に一度するかしないかの告白をさらりと受けてしまったのだ。それでも、自分のはずかしさを隠すための攻撃は続く。

咲「もしかして、これ言うのに練習とかした?」

京太郎が笑う。

京太郎「お前、きついこと言うなー。そうだよ、すっごい練習したんだからなこれ。本当は電話でお前のこと呼び出して、もっと星が見えるところでこいつを渡すはずだったんだよなー」

橋をつなぐ人物に照を選ぶと言うセンスが間違っているのだろう。あの人はいろいろとヘタクソなのだ。

咲「開けていい?」

京太郎「ああ」


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