過去ログ - ハニー・ポッター「誰一人だって、欠けさせないわ」
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1: ◆GPcj7MxBSM[saga]
2013/04/27(土) 21:41:34.66 ID:B5Kwop720
ハグリッドの小屋

ドンドンドンッ!

ハニー「ハグリッド!開けなさい!私よ!」

ガチャッ!

ハグリッド「おぉハニー!『透明マント』被っちょるんだろうが俺には分かるぞ!お前さんの豚な俺ぁ、お前さんがいるこの空間の空気だけでそりゃもう!ヒンヒン!」

ロン「おいおいいいなハーマイオニーといいそのスキル……お、わ」

ハーマイオニー「今までどこに……きゃぁ!?」

ハニー「っ……ハグリッド!その怪我!」

ハグリッド「あー、あんまり騒がんでくれ、大丈夫だ、大丈夫。なんでもねぇんだ、うん。ほれ、入れや。お前さんたちが来るだろうとおもって茶の用意をしとるんだ」

ハニー「っ、出来る豚のあなたらしいわね、けれど……血まみれじゃないの、あなた」

ハグリッド「なんでもねぇんだ、ほーんとだ。ほれ、ハニー。あー、俺がおめぇさんに命令なんてでき……うぉ!?」

ハニー「……」

ハグリッド「あー、ハニー!?俺ぁ、そりゃぁ、お前さんに腰のあたりに抱きつかれるのは本望っちゅうかそりゃもう天にも昇るっちゅうかあれここ天かあれハニーそうかお前さん天使だったんか知っとったが」

ロン「おいふざけんな!女神だろ!」

ハーマイオニー「茶々いれないの」

ハニー「……えぇ、そうよ。この私の加護があったくせにそんな体たらくはなんてざまなの、ハグリッド!私の豚!私……わたし、心配したんだから」

ハグリッド「……ありがとうよ、ハニー。あぁ、俺なら大丈夫だ。ほれ、そうさ。お前さんらが待ってるってぇのに、俺がどっか行っちまうわけねぇだろうが?え?」

ハニー「……当然よ。あなたは私の、豚さんなんだもの」


ハニー「わたしの大切な人は、誰一人だって、欠けさせないんだから」

ハグリッド「俺ぁ今死んでもいい」

ロン「残念だったねハグリッド!僕らは君より随分と前にハニーからのもっとありがたいあぁそりゃもう」

ハニー「ロン」

ロン「なんだいハニー!」

ハニー「雪の中に蹴とばされるのと、ヒンヒン鳴くの。どっちがいいのかしら」

ロン「どっちもさ!もちのロンでうわっ!?ぶはっ!ありがとうございまヒンヒン!」

ハーマイオニー「文字通り頭冷やしなさいよ、全くもう」

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