過去ログ - ほむら「必ず――を倒してみせる」
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152: ◆o2VC9SDbSs
2013/07/11(木) 05:29:42.59 ID:csV6ezGD0
こうして終わりの見えない戦いは、果てしなく続いていった。
しかし、結末のない物語がないように、この戦いも結末へ向かっていく。
終焉は、あすみの隙を付いたさやかの一撃だった。
キュゥべえからあすみへ、そしてあすみがさやかに伝えたリミッターを外した強烈な一撃。
その一撃をまともに受けたあすみは為すがまま吹き飛ばされ、仰向けに寝転がる。
そこにさやかが投擲した複数の剣があすみの服を縫い身動きを奪うのだった。
さやか「あすみ……私はおまえを――」
満身創痍になりつつも、マウントポジションを取ったさやかはそこで言葉を区切る。
あすみ「……いいよ。さやかになら」
そう穏やかな表情を浮かべるあすみに、さやかは剣を逆手に握り振り上げる。
あすみ「さぁ……」
あすみはその結果を受け止めるように瞳を閉じる。
果たして振り上げた剣であすみのソウルジェムを突き刺したのかどうか。
その結末を見るより早く――さやかは夢から目覚めるのであった。
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