過去ログ - ほむら「必ず――を倒してみせる」
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90: ◆o2VC9SDbSs[sage]
2013/05/22(水) 02:46:48.41 ID:SZOCsG9a0
仁美「ふあぁぁ…あ、はしたない。ごめんあそばせ」
さやか「どうしたのよ仁美。寝不足?」
仁美「ええ、昨夜は病院やら警察やらで夜遅くまで」
91: ◆o2VC9SDbSs[sage]
2013/05/22(水) 02:47:59.33 ID:SZOCsG9a0
さやか「久々に気分良いわー。爽快爽快」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「ん? どうしたまどか?」
92: ◆o2VC9SDbSs[sage]
2013/05/22(水) 02:49:15.53 ID:SZOCsG9a0
さやか「……は? え?」
さやか『ね、ねぇ、まどか。アイツ一体どうしたわけ? 熱があるとか、変な茸食べたとか?』
まどか『そんなこと……ないって思うな』
93: ◆o2VC9SDbSs[sage]
2013/05/22(水) 02:52:22.17 ID:SZOCsG9a0
さやか(あたしの願い、ちゃんと叶ったよ)
さやか(後悔なんて、あるわけない)
さやか(あたし、今最高に――これって……マミさん?)
94: ◆o2VC9SDbSs[sage]
2013/05/22(水) 02:53:38.75 ID:SZOCsG9a0
あすみ『こんにちは巴マミさん。私の声、まだ覚えてますか?』
マミ『何の用かしらあすみさん。私に一体何のようかしら。今日も魔女探しで忙しいのだけど?』
あすみ『少し時間を貰えませんか。ただ貴方を倒して、貴方の縄張りを貰うだけです。そう時間はかかりませんから』
95: ◆o2VC9SDbSs[sage]
2013/05/22(水) 02:55:52.80 ID:SZOCsG9a0
人払いを済ませながら、神名あすみは彼女の情報を復習する。
彼女の名前は巴マミ。
数年前に事故で家族を失い、自身も瀕死の状態の時、自身の命を繋ぐためにキュゥべえと契約を交わした魔法少女。
96: ◆o2VC9SDbSs[sage]
2013/05/22(水) 02:57:53.34 ID:SZOCsG9a0
突然、ビルの屋上に錆が舞い始める。
マミは浮かび立つそのシルエットにマスケット銃を構える。
その錆の主を彼女は知っていた。
97: ◆o2VC9SDbSs[sage]
2013/05/22(水) 02:58:54.07 ID:SZOCsG9a0
その問いにマミは答えず、代わりに彼女のマスケット銃が火を噴いた。
銀の魔女はそれを悠々と防ぐが、あすみはそれに構わず話を続ける。
あすみ『ネクロマンサー。一時的になら死者を生き返らせることだって可能だと思いませんか?』
98: ◆o2VC9SDbSs[sage]
2013/05/22(水) 03:00:20.97 ID:SZOCsG9a0
異変を察知したさやかは、病院から飛び出してその現場へと向かった。
そして不自然に人気がないビルを見つけてその階段を上ると、更に上の階から響く声を耳にする。
さやか「何が起きてるの、コレ」
99: ◆o2VC9SDbSs[sage]
2013/05/22(水) 03:03:05.41 ID:SZOCsG9a0
マミ「っ! 美樹さん逃げっ――」
苛立ちを抑えているのか、マミを踏みつける力を強めるあすみを見て、さやかは再び声を荒げる。
さやか「いいからマミさんから離れろっ!」
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