10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/04(土) 17:17:57.53 ID:tYQhVTnc0
比企谷「……っ、ここは?」
目を覚ました俺の目に飛び込んで来た光景は先ほどと変わっていなかった
白いクモのような怪物がいて、俺はソイツに縛られていた
比企谷「(まずはコイツをなんとかしないと…)」
とは言ったものの、ただの人間である俺にミラーモンスターに立ち向かえるわけがない
だが、方法はないことはない
比企谷「(ライダーになればこの状況を打破できる そのためには適当なモンスターと契約しないといけないが)」
俺は目の前のモンスター”ミススパイダー”に視線を向けてから考えた
比企谷「(どうせ契約するならこんな雑魚じゃなく、もっとちゃんとしたのがいいが贅沢は言ってられないか)」
俺はさっき受け取った契約のカードを取り出し、ミススパイダーに向けて使おうとした
が、次の瞬間!
?『ギイイィィィイィィイイ!』
比企谷「っ! なんだ!?」
俺がカードを使おうとした時、突然巨大なコウモリのようなモンスターが現れミススパイダーをはね飛ばした
比企谷「うわっ!」
当然、俺を縛っていた主がはね飛ばされれば、俺もそれに合わせて飛ばされることになる
その結果、縛られたいた糸が切れ俺は自由になった
ミススパイダーをはね飛ばしたコウモリのモンスターはというと、
?『ギイイィィ!』
ミススパイダーを両足で拘束し、食い荒らしていた
やがて、食事が終わるとコウモリは俺のほうを向きその血のような真っ赤な目で俺を睨んできた
比企谷「(一難去ってまた一難か、しかたない時間もないしコイツと契約するしかない!)」
ミラーワールドから出るにはライダーになるしかない、それにこのモンスターは何故か俺と似ている気がした
俺は手に持っていた契約のカードを巨大な蝙蝠「闇の翼ダークウィング」に向けて使った
キイイイィィィィ!!!!!!
すると、景色が白く点滅し始め謎の耳鳴りがした
ダークウィングは抵抗するかのように唸り声を上げているが しばらくすると耳鳴りも白い点滅が止んだ
俺は自分の手に持っている契約のカードを自分のほうに向けた
するとそこには、さっつきまで白紙だったカードに目の前のダークウィングが描かれていた
比企谷「とりあえず契約は成功ってことか って俺いつの間に手袋なんか着けて…」
そこで俺の声は途切れた、姿を確認しようと近くの鏡を見たら西洋の騎士のような姿が写っていた
比企谷「これが、俺、なのか?」
こうして比企谷八幡はライダーバトルに仮面ライダーナイトとして参戦することになった
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