過去ログ - 男「たんてい部……?」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/30(火) 21:18:44.08 ID:gqCdf1kyo

コンコン


鋭太「ん? 客か?」

真矢「ぐすん……」

トラ「はいはーい」


ガチャッ


男「あのー」

真矢「どうかしたのかね?」

鋭太(立ち直った……)

トラ「さっきの人だねー。コーヒー淹れるから座ってまっててー」

鋭太「中へどうぞ。探偵部に改めて依頼でも?」

男「いえ……さっきの――」

真矢「さ、これに記入を」

鋭太「おい……それ入部届けじゃないか」

男「すいません、入部希望じゃなくて、ひとつだけ訊きたいことが……」

真矢「…………助手の鋭太、代わりに答えておいて」

鋭太「おい、部長としてのやる気を出せ」

男「鋭太君では答えられないと思いますけど……」

トラ「んー? どういうことー?」

男「訊きたいのは、どうして事故の状況をあんなに詳しく知っていたのか……。
  まるで見ていたかのような推理力だったので」

夏「バナナの皮。それだけの物的証拠があれば充分」

男「え……?」

真矢「彼の異名を知っておいでだろうか」

鋭太(真矢の口調が探偵モード……?)

男「鋭太君の……異名?」

真矢「そう。彼のもう一つの名は……『避雷針』」

トラ「エイタはね、不運に見守られてるの」

夏「不運の星の下に生まれた、ある意味魅力的な子よ」

鋭太「夏さんは相変わらず俺の不運を面白がってますね」

真矢「鋭太がバナナの皮を踏まなかったら、あなたが転んでケガをしていたかもしれない」

男「だから……『避雷針』」



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