過去ログ - やはり俺はどの学校でもぼっちである。
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49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆5m18GD4M5g[saga]
2013/05/06(月) 23:42:18.26 ID:yqsSZMog0

2.いつでも雪ノ下雪乃は孤高である


翌日、4時間目の授業の終わりを告げるチャイムが鳴り響く。

教壇に立つ赤羽根先生は教科書を閉じると教壇のすぐ脇に置かれている先生の机に腰を下ろした。


「よーし、お前ら給食の時間だぞー。給食当番は配膳の準備をしろー」


担任の赤羽根先生の指示を受けてクラスメイトはそれぞれ動き始める。

教室の壁にぶら下がっている袋から白衣を取り出す者、机の向きを変えて他の机と組み合わせて食事の準備をする者。

手を洗いに教室から出て行く者、配膳台を廊下から運んでくる者。

皆それぞれが自分の役割や目的に応じて行動している。

俺は自分の机の向きを変えて席から離れる。

今週の俺は給食当番なのだ。

ぶっちゃけ他人の為にメシを配ってやるなど面倒くさいことこの上ないのだが、キチンと役割分担されているのでやらないわけにもいかない。




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