過去ログ - モバP「なぁ、凛」凛「・・・何?」
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23:kk ◆0TLs6hoSEg
2013/05/01(水) 17:52:15.12 ID:dJ0o64jn0
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「ごちそうさま」
回された車の助手席に乗り込むなり私は運転席に座る人に言ってあげた。
「ありゃ、ばれたか」
「そりゃばれるよ。アタシたちお金出してないんだから」
「なんか・・・悪ィな。わざわざおごってもらっちまって」
後部座席に加蓮と奈緒が座る。そんな二人をみてプロデューサーは、
「いやまぁ、こんな現役女子高生アイドルと一緒の席に座れたんだからな、その礼だよ」
などとどこかはぐらかしたような答えしか返さなかった。
「こっからだと、奈緒の寮が一番近いから、そっちからでいいか?」
肯定。そもそも送ってもらってる身だし。それに、どう考えても"プロデューサー"の仕事の範囲外だし。
やさしすぎるよね、プロデューサーは。それだけ私たちを大事にしてくれてるんだろうけど。
走り出した車は、夜の街を抜けていく。不意に加蓮が口を開いた。
「プロデューサーさんの家ってどこなの?」
「ウサミン星と同じくらいの距離」
「・・・つまり電車で一時間なのかよ・・・」
・・・ご了承ください。
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