過去ログ - 橘ありす「やっぱり、プロデューサーですか」
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131:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/19(日) 21:03:17.34 ID:gGQI4Y1go
ふたりのナイトは起き上がると握手をし、そのあと赤のナイトは馬にまたがって早駆けで走り去っていきました。

晶葉「やあ、素晴らしい勝利だっただろう?」

白のナイトが馬を引き連れてありすに歩み寄ってきました。

ありす「ええと、助けてくれてありがとうございます?」

状況がよく飲み込めないありすは、それでもお礼を言いました。
ナイトは得意そうな顔をしながらかぶとを外そうと苦心していたので、ありすは手を貸してあげました。

晶葉「いやあ助かった。このかぶとはまだまだ改良の余地があるな」

ありす「あの、捕虜になったらどうなるんですか?」

晶葉「うむ。そうなれば、誰かがチェックメイトをかけるまで待っていなければならないだろうな」

それはとても時間がかかるだろうとありすは思いました。
だってこのチェスの駒ときたらみんなへんてこりんですからね。

ありす「私、早くチェックメイトをかけたいんです」

晶葉「そうか? それではまずクイーンになるのが良いだろうな」

ありす「クイーンになるには、八つ目のマスに行かないといけないんですよね」

晶葉「ああ、よく知ってるじゃないか。よし、それじゃあ私が連れて行ってあげよう」

ありす「ほんとうですか? ありがとうございます」



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