40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/04(土) 01:37:16.48 ID:VNtHflXfo
◇◆◇◆◇◆
谷底の川は深く、流れは急だった。
照(重いっ)
小剣と針を全て外し、いくらか軽くなった身体で空気を求めて水面へと泳ぐ。
酸素を得て、喉に入った水を吐き出すと周囲を見回した。
咲は――
いた。対岸の浅瀬で膝をついて咳き込んでいた。
それを確認すると、照は近くの岩によじ登り胡坐をかいて一息つく。
照「おいっ」
咲「!、」
相当水を飲んでいたのだろう。こちらに気がついた咲は、余計苦しそうにえづいた。
照「下手くそ。泳げないのか」
咲「……」
睨み返した咲の額は頭頂へ向かって皮膚が削り取られていた。飛針のダメージは安くは無かった。
照は岩を蹴って、浅瀬へ飛び乗る。
照「立て。終わってない」
軽い挑発のつもりだったが、咲は見て分かるように怒りを露にした。
咲「がァッ」
咲は剣を引き抜き、わき腹を狙った渾身の一閃を放つ。
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