62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/05(日) 01:11:39.18 ID:jW8+x/nBo
菫「少し言葉が足りないぞ。何が言いたいのかさっぱりだ……」
霞「否定されたがってる。てだけ」
菫「あ?」
霞「……ふっ、こんなくだらない問答はお終い。じゃ、出すわよ」
二人がいる蔵の奥、冷気を帯び布で巻かれた球体が現れた。
初美「お待たせですよー」
霞「ありがとう。状態は?」
初美「かなり早い段階で凍らせたので腐敗はありません。私ができるベストコンディションです」
霞「ありがとう」
初美「じゃ、頼みますよー。玄を、」
霞「あなたは関係ない。この件に関わってない。いい?」
初美「……はい」
霞「はっちゃん、ごめん」
初美「いいんですよー。変態ババアがいなくなってせいせいします」
霞「あらあら」
初美「……時々は顔見せてくださいよ。じゃ」
そう言い残して蔵を出て行った。あっけない決別に、初美の表情は歪んでいた。
143Res/97.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。