過去ログ - 男「右に行くの? 左に行くの?」少女「言わせないでよ」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:26:03.82 ID:dd02H6D/O
少女「王子様と一緒ならどこでもいいの」

少女「だから、私の台詞はこれ以外にあり得ない」


少女「ーーこの手を、離さない」

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:28:33.22 ID:dd02H6D/O
まだ展開に迷っているので、更新は遅めです。
投稿しないといつまでも完結しそうにないので。
ゆっくりではありますが、書いていきたいと思います。


3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:29:35.53 ID:dd02H6D/O
『自称小説家の言葉』


女「自称小説家は言いました」

以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:31:03.34 ID:dd02H6D/O
『ペン先の少女』


男「とある青い森の中。ぎゅっと手を繋いで、駆ける二人」

以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:32:00.84 ID:dd02H6D/O
王子『貴女が行きたい方に、私もついて行きます』

少女『じゃあ……左に行くわ!』ガチャッ

王子『……』パッ
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:32:48.95 ID:dd02H6D/O
男「ーーなんてね」

男「シナリオのために引き裂かれちゃった二人。哀れだなあ」

男「……」ゴク
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:34:48.85 ID:dd02H6D/O
男「……」

少女「……」

男「いや、美少女か?」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:36:14.76 ID:dd02H6D/O
少女「いやー。大したことなくて良かったです」

男「元はと言えば君のせいだけどね」

少女「そうやってすぐに元を辿っていくのは良くないです。それ、終わりないですから」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:37:28.80 ID:dd02H6D/O
少女「と、とにかく! 私は文句を言いに来たんです!」

男「え?」

少女「この絵本! 悲し過ぎます!」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:39:20.19 ID:dd02H6D/O
少女「だったら、どうしてハッピーエンドにしないんですか?」

男「え?」

少女「物語の中くらいハッピーにして、ふわふわすればいいじゃないですか!」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:40:39.43 ID:dd02H6D/O
少女「と、とにかく! こんな悲しい展開では駄目なんです!」

男「たかが絵本の中の話だと言ってるだろう?」

少女「駄目なんです!」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 22:52:27.96 ID:dd02H6D/O
『消せない月』


女「どうなっちゃうんだろうね。この二人」

以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 22:54:12.95 ID:dd02H6D/O
女「ごめんなさい。貴方にそんな悲しい顔をさせるつもりじゃなかった」

男「分かってるよ。むしろ本当のことを言ってくれて嬉しいと思ってる」

女「優しいね」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 22:59:50.42 ID:ampzLnaX0
男「俺と過ごす時間にも、意味は無いんだ?」

女「そういうわけじゃないよ」

男「いいよ。俺が好きでここにいるだけだからね」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 23:01:57.05 ID:dd02H6D/O
男「ん?」

女「なんでもない」

女「今夜も、月が綺麗ね」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 23:10:53.35 ID:dd02H6D/O
『触れない手』


男「ひとりぼっち。雨の中。少女は片脚を引きずりながら、森の中を歩き続ける」

以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 23:12:33.86 ID:dd02H6D/O
少女「……っ」

男「どうして、君が泣くのさ」

少女「泣きたいに……決まってます」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 23:14:56.17 ID:dd02H6D/O
男「……」

少女「……」

男「ぶっ!」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 23:16:34.25 ID:dd02H6D/O
男「君のおかげかな」

少女「……なに、言ってるんですか」

男「最近はあんまり、笑うこととか無くてさ」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 23:18:00.49 ID:dd02H6D/O
男「多分、こんな物語じゃ駄目なんじゃないかな」

少女「私もそう思います」

男「君が思ってるのとは違う駄目な理由があるんだ」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 23:19:02.43 ID:dd02H6D/O
少女「……」

男「君が言う通り、いっそのことハッピーエンドにした方がいいのかもしれない」

少女「……」
以下略



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