982:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/27(月) 02:00:00.03 ID:/tPYH/NCo
クスリが…足りない、もっと欲しい
983:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/27(月) 02:04:51.04 ID:nYn1ITp6o
そんな彼女の部屋をノックしてみると、中から「クスリが…足りない、もっと欲しい」という声が聞こえてくるのだ。
なんだか、彼女に今関われば面倒くさい事になりそう。そう思い、逃げるように扉から離れたその時。
「しゃぁぁぁらぁぁぁぁぁっっっぷッッッ！！」
984:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/27(月) 02:10:10.77 ID:/tPYH/NCo
風に吹かれて何処へやら
985:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/27(月) 02:17:57.82 ID:nYn1ITp6o
「原稿？ あー、この子が咥えてたヤツかなぁ。だったら……風に吹かれて何処へやら」
「えええっ！？ ……ま、まぁ良いけど……、丁度アレなシーンだったから……」
「ああ、なるほど〜、ギシアンシーンな訳なんだぁ」
986:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/27(月) 02:20:04.78 ID:/tPYH/NCo
宇宙本部からの指令らしい
987:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/27(月) 02:28:27.28 ID:nYn1ITp6o
しかし、今日珍しく夜の居間に顔を出した姉は、明日、水浴びをしようと言い出した。理由は……宇宙本部からの指令らしい。
我が姉ながら、ほんとに意味が分かんない。これでも、コミケでコスプレさせれば人気度がトップクラスだから侮れない。
その電波的用語も最近ではファンに受け容れられつつあるらしい。
「という訳で、明日は水浴びをしましょう」
988:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/27(月) 02:30:20.59 ID:/tPYH/NCo
私の1番マシな絵本を読み聞かせる
989:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/27(月) 02:36:20.72 ID:nYn1ITp6o
しかし、鴨志田君も面倒な妹を持っているんだなと、苦笑してしまう。私も昔は姉にとって面倒な妹であったのだろう。
けど、今はそんな事はどうでも良い。鴨志田君の帰りが遅いと泣き喚く鳴ちゃんを……私の1番マシな絵本を読み聞かせる事により、宥めようと試みた。
しかし、絵本と口にした瞬間、ゴキブリのような速度で部屋の隅っこに逃げ出した鳴ちゃん。
なんて分かりやすい子なんだろう。分かっている、おほしさまとおんなのこが、余りにも酷いホラー絵本なのは分かっているつもりだ……。
990:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/27(月) 02:41:47.86 ID:/tPYH/NCo
感動した！
991:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[らすとですう]
2013/05/27(月) 02:47:23.28 ID:nYn1ITp6o
「はかにゃん、この絵本だけど……感動した！」
「ほ、ほんと？」
「ちょっと身内びいきかもしれないけど……、絵も温かくて、引き込まれちゃうし、お話の構成もいいと思うんだ。実話だから当然なのかもだけどぉ」
992:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/27(月) 02:51:03.45 ID:/tPYH/NCo
はかにゃんを奪う
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