過去ログ - ボクサー「僕が魔王退治ですか……」
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44: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/26(日) 22:14:05.01 ID:UIGcK9XAO
投下
45: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/26(日) 22:14:44.41 ID:UIGcK9XAO
――野道――
ボクサー「とりあえずどこを目指せば良い?」
猫「北の果てが魔族の本拠地、東に人間達の最後の都がありますよ」
46: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/26(日) 22:15:33.77 ID:UIGcK9XAO
猫「魔族達のもとへは行こうと思えば、誰でもすぐ行けますよ。隠れ潜む必要なんか無いですから。堂々としたもんです」
ボクサー「いや、まぁ……旅の基本は仲間を捜してみたいな」
猫「怖いんですね。まぁ確かに、頭から丸飲みされたくはないですよね」
47: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/26(日) 22:17:31.29 ID:UIGcK9XAO
――道中――
ボクサー「……」タッタッタッ
森の魔物「ギャアアォ」
48: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/26(日) 22:18:44.10 ID:UIGcK9XAO
――――
――
―
ボクサー「結構な距離走ったけど、都なんかどこにも見えないような」
49: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/26(日) 22:21:47.30 ID:UIGcK9XAO
――山道――
ボクサー「見張りとかいないんだね」
猫「魔物に真っ先に喰われる場所に居たいですか?それに、標高もあるから登っていけばいるかもですね」
50: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/26(日) 22:22:23.73 ID:UIGcK9XAO
――――
――
―
ボクサー「わりと登って来たけど」
51: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/26(日) 22:22:54.41 ID:UIGcK9XAO
ボクサー「チビじゃないし!あんたがデカすぎなんじゃい!!」
門番「なんだ喋れるんじゃないか」
猫「あのー、私達は人間の都を訪ねて来たものです」
52: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/26(日) 22:23:31.39 ID:UIGcK9XAO
ボクサー「どうやったら通れますか?」
門番「とりあえず手荷物検査をさせてもらう」
猫「仕方ないですね」
53: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/26(日) 22:28:39.09 ID:UIGcK9XAO
――都・入口付近――
ボクサー「うっぷ……」
猫「大丈夫ですか?」
54: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/26(日) 22:29:19.15 ID:UIGcK9XAO
――――
ボクサー「なんか人の視線が……」
猫「物珍しさでしょうね。魔物ではないのはわかってるでしょうから」
55: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/26(日) 22:29:48.56 ID:UIGcK9XAO
「おい、なんか変な奴がいるぞ」
「なんだあの服装。初めて見るな」
ボクサー(なんかめちゃくちゃ視線を感じる……)
56: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/26(日) 22:30:19.81 ID:UIGcK9XAO
――――
猫「意外に美味しいです」
ボクサー「そうだね」
57: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/26(日) 22:30:51.68 ID:UIGcK9XAO
――――
猫「……財布忘れちゃった」
ボクサー「……」
58: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/26(日) 22:35:04.57 ID:UIGcK9XAO
店主「うっせぇんだよ!クソ猫が!!」
猫「ぎにゃ!」
ボクサー「おい!蹴ることないだろうがふざけんなよ!」
59: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/26(日) 22:35:35.01 ID:UIGcK9XAO
番兵「なるほど。しかし、屋台は届けすら出せば好きな値段で出して良いことになっているからな」
ボクサー「そんなの詐欺じゃないですか!」
番兵「食糧難なのだから仕方ない。それに、この屋台は届けを出してある」
60: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/26(日) 22:36:05.55 ID:UIGcK9XAO
ボクサー(やるしかない……)
精霊(ちょい待ち、僕ちゃんこの二人を倒しても余計立場悪くなるよ)
ボクサー(精霊!?なぜに!?)
61: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/26(日) 22:36:32.38 ID:UIGcK9XAO
店主「あの野郎逃げやがった!」
番兵「逃がさん!」ダダダッ
ボクサー「……」ダダダダッ!
62: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/26(日) 22:37:08.05 ID:UIGcK9XAO
――都・中央部――
ボクサー「やけに武装した兵士が多いね」
猫「ここよりさらに奥は、確か人間達のお偉いさん達が住むエリアですからね」
63: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/26(日) 22:38:06.07 ID:UIGcK9XAO
ここまで。
読んでくれる人いたらありがとうございます。
64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/27(月) 09:16:59.05 ID:8wBVBJgs0
乙
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