過去ログ - フィアンマ「暗闇の世界から」アウレオルス「当然、救い出す」
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347:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/28(火) 21:47:21.49 ID:GIZXcrYm0
 


348: ◆2/3UkhVg4u1D[saga ]
2013/05/28(火) 21:47:37.73 ID:PHYiSdju0

やがて。
二人の会話の和やかさは、恐らくそのままに。
フィアンマの表情だけが、辛さを堪えたものへと変化していった。
彼らは別れ、フィアンマはそのまま、うつろな表情で歩いて行く。
以下略



349:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/28(火) 21:47:49.79 ID:GIZXcrYm0
  


350: ◆2/3UkhVg4u1D[saga ]
2013/05/28(火) 21:48:05.62 ID:PHYiSdju0

ようやっと、海へとたどり着く。
助ける側の大原則である上着を脱ぐことすら忘れて、アウレオルスは海へと足を踏み入れた。
下手をすれば自分が溺れ死ぬ恐れも視野に入れ忘れ、彼は必死に手を伸ばす。
濡れてスーツが重くなっても気にせず手を伸ばせば、どうにか手を掴んだ。
以下略



351:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/28(火) 21:48:14.31 ID:GIZXcrYm0
  


352: ◆2/3UkhVg4u1D[saga ]
2013/05/28(火) 21:48:33.57 ID:PHYiSdju0

そうして、彼はフィアンマを掬い上げた。
砂浜で一般的な人工呼吸を行い、飲んでしまった海水を吐かせる。
げほげほとしょっぱい水を吐きだし、フィアンマはぼんやりとした表情でアウレオルスを見上げた。

以下略



353:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/28(火) 21:48:45.14 ID:GIZXcrYm0
   


354: ◆2/3UkhVg4u1D[saga ]
2013/05/28(火) 21:49:17.98 ID:PHYiSdju0

「……もういい。もういいから、…放っておいてくれ」
「………、…」
「話すことなど、何も無いだろう。お前は、あの女の名誉の為に俺様を打ったじゃないか。
 それで、答えは決定したようなものだろう。俺様とお前は、もう友人になど戻れない。
以下略



355:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/28(火) 21:49:51.58 ID:GIZXcrYm0
 


356: ◆2/3UkhVg4u1D[saga !桜_res]
2013/05/28(火) 21:50:18.90 ID:PHYiSdju0



「君を、愛している」

以下略



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